朝ドラ「あんぱん」観ていますか?
もうすぐ終わってしまいますね・・・
方言もやわらかくてなんだかほっこりしますし、
主人公をとりまく周りの人達も、キャラは濃いけどいい人達ばかりですよね。
心に響くたくさんの名言も飛び出しました。
観ている方はもちろん、観ていない方にもぜひ知ってもらいたい名言をあつめ、まとめてみます。
登場順にさせて頂きました。
なので、まずはこの方から!↓
結太郎(のぶの父)の名言
・「夢は大きいばあ、えいがや。女子(おなご)も大志を抱きや」
・「夢はゆっくり見つけたらえい。見つかったら、思いっきり突っ走ればえい。のぶは足が速いき、いつでも間に合う」
昭和初期という時代設定の中、とてもハイカラなことを語るのぶの父です。
商事会社の社員で、国内のみならず海外へも何度も渡っていて、見聞が広かったのでしょう。
最初の名言にもつながるのですが、
「海の向こうでは、男に負けんばあ活躍しゆう女の人がこじゃんとおる。おなごも遠慮せんと大志を抱きや」
というセリフもありました。
令和のいまならフツーに聞こえますが、昭和初期ですからね。
男尊女卑なんてありえないという、かっこいいお父さんです。
ハチキンのぶがのびのび育てるわけです(^^♪
寛(嵩の叔父)の名言
・「絶望の隣は、希望や」
・「泣いても笑うても日はまた昇る」
・「何のために生まれて何をしながら生きるがか見つかるまでもがけ。必死でもがけ」
・「好きなものはやればやるばあこじゃんと好きになる」
・「生きちゅうき、悲しいがや。生きちゅうき、苦しいがや」
3つめのフレーズは、のちにアンパンマンのあの有名な歌詞にもなりますね。
かの有名なあの歌についてはコチラ↓

嵩にとって叔父の寛は第二の父ですから、一緒に過ごした時間も長く、アドバイスもたくさんもらっていました。
だから、叔父の危篤を知らされても卒業制作を終えるまで帰らなかった嵩でした。
釜次(のぶの祖父)の名言
・「おまんらも面白がって生きえ。おなごこそ大志を抱きや」
・「お前を待ちゆう人がおるならそこに向かって走れ。なりふり構わず走れ。転んでもええ。それも全部面白がって生きえ」
釜じいは最初、いわゆる頑固おやじでしたよね。
のぶが教師になりたいと言い出した時、釜じいは大反対しました。
そこで女性陣みんなで釜じいに「お願いします!」と頭を下げるのです。
個人的にすごく衝撃を受けたシーンでしたが、結太郎が亡くなったり色々あるうちに釜じいも考えが変わったようですね。
のぶの名言
・「たっすいがーはいかん!」
・「心に思うちゅうことを伝えんがは、思うちゃあせんのとおんなじことやき」
・「(教師時代を反省し)私が信じていた正義は間違えていました。だからこそ今度は自分の目で見て確かめて、ひっくり返らんものを見つけたいんです」
・「幸せになるかどうかより、この人とやったら不幸になってもえい・・・それが本当に好きやということではないやろか」
・「みんなあで面白がって頑張ろう!」
・「人を喜ばせるのって漫画だけに限らんと思う」
「心に思っていても伝えなかったら、思っていないのと同じ」。
その通りですが、ハッとさせられる言葉でしたね。
「この人とだったら不幸になってもいい」・・・これはすごい。
結婚の本質をすぱっと言われた気がして、目が覚めました。
基本的にポジティブなのぶですが、何があっても「面白がって生きる」なんて、本当にかっこいい女性ですよね。
嵩の名言
・「自分はどうしても生きて帰りたい。何のために生まれてきたか、まだ分からないから」
・「正義というのは簡単にひっくり返る。ひっくり返らない正義とは何なのか」
↑は嵩が高知新報の面接で言った言葉でしたね。
そのあと「そもそも、ひっくり返らない正義なんてあるんでしょうか」と言って、
「ここは悩みを相談する場所ではありませんよ」なんて言われてましたが(^^;)
・「正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもの簡単にひっくり返るんだから。でももし逆転しない正義があるとしたら、それは全ての人が喜ぶ正義だと思う。だから、何年・何十年かかってもみんなを喜ばせたいんだ。千尋のためにも、みんなのためにも。そう思ったら生きる希望が湧いた。絶望なんかしてられない。だから生きるんだ」
↑これは終戦後に嵩が言った言葉です。
「全ての人が喜ぶ正義」それを嵩はずっと探していたのです。
・「かっこ悪いヒーローがいてもいいじゃない」
優しいけれど芯が通った、頑固なところは頑固な嵩です。
妻ののぶもかっこいいけれど、嵩もかっこいいんです。
屋村草吉の名言
・「どうせ一回こっきりの人生だ。自分のために生きろ」
・「人間、得手不得手あるのは当たり前だ。神様がわざわざそう作ったんだからさ。どんなに頑張っても怖いもんは怖い。嫌なものは嫌なんだよ」
・「お前はお前の人生を生きろ」
口は悪いけれど、実は優しいヤムさんです。
髪型、ジャムおじさんそっくりでしたね・・・(笑)
次郎(のぶの最初の夫)の名言
・「ゆっくり夢を考えればいいんですよ。のぶさんは足が速いき、すぐに追いつきます」
・「そんなに重い荷物をいくつも担いでいたら船だったら沈んでしまいます。荷物を降ろす用意をしませんか?その時が来たら思いっきり走れるように。これから世の中はすっかり変わってしまうかもしれません。それを見越して今のうちから夢を持つがです」
このセリフは次郎とのぶがまだ結婚する前ですが、結太郎と知り合いだからこそできる表現がいいですよね。
次郎も世界を知っているので、視野が広いです。
・(速記で)「のぶへ。自分の目で見極め、自分の足で立ち、全力で走れ。絶望に追いつかれないように。それが最後の僕の夢や」
絶望に追いつかれないように走る。
難しいことだけれど、すごく大切なことかもしれません。
悲しいことや辛いことがあっても、そっちばかり見ないで、反対側に目を向けなさいと言う解釈で良いかなと思いました。足が速い人ばかりではないですからね・・・
八木の名言
・「仕事が楽しいと人生は極楽だ。仕事が義務だと人生は地獄だ」
・「子どもらの空腹を満たすのも大事だけれど、心の栄養も大事だ」
・「失いそうになって初めて気づくこともある・・・その大切さに」
・「天才はスランプの波も大きいからな」
・「天才に化けるか凡人で終わるかは、苦しくても続けることができるかどうかだ」
戦地で出会って以来、嵩の命の恩人でもある大きな存在・八木は、一見冷たそうに見えて実は子供好きで、ギャップの激しい人という印象ですよね。
頭も良くて、若い時から経験豊富で深いセリフが多い人でした。
遠まわしだけど、嵩を応援してくれているのが伝わってきますね(^^♪
東海林の名言
・「魂が震えるような声や言葉を心から捻り出せ」
・「現場へ行け。足で稼げ。目と耳で感じろ。そこに答えはある」
・「否定されるがを恐れるな。記者の鉄則や」
・「声にならない声を拾うことにしよう」
・「何年かかっても何十年かかっても、ふたりでその答えを見つけてみい」
上の4つは敏腕記者らしいセリフでした。
最後の一つは・・・思い出すと泣けてくるフラグですよね(´;ω;`)
東京の嵩とのぶを突然訪ねて来た時に、笑ってこう言ってくれました。
「やっと見つけたにゃ。逆転せんもんを」
この東海林との最後の再会で、あんぱんまんが完成するんです。
薪鉄子の名言
・「ここはどん底やき。うちはどんな手を使っても目の前で困っている人を助けたいがよ。どん底からみんなで這い上がって、いつかみんなで笑いたいがよ」
・「ピンチの隣にはチャンスが転がっちゅうね」
この人もかっこいい女性です。
のぶが初めて会った頃のセリフしかないのが残念ですが、こういう人が国のトップにたくさんいてくれたら嬉しいですね。
いせたくやの名言
・「一度きりの人生だし、やりたいことは全部やらないと!」
・「嫉妬したって言えるなんてあなたは強い人です。いや、本当に強い人じゃないとそんな風に自分の弱さを認められません」
↑は、手嶌治虫に嫉妬したと言う嵩に言った言葉です。
たくちゃんいいこと言うじゃん!って視聴者が思ったところに「まぁ才能があるかはともかく」と付け足す所が面白かったですね。
おわりに
まだ放送途中なのでこれからも名言が増えるかもしれませんが、すでにたくさんの素晴らしい言葉がありましたね。
あと1週間、楽しみに観ていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^♪
↓コチラにやなせたかしさんの生い立ちも書いてます。良かったら見てね。
